『呉書 三国志』が復刊

呉の孫堅・孫策・孫権を主役とした三国志小説『呉書　三国志』が復刊されるそうです。
発売日は2019年3月28日。出版は講談社から。

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もともと『呉書　三国志』は1990年に講談社から出版された全3巻の児童書で、
『１ 将の巻 孫堅伝』『２ 王の巻 孫策伝』『３ 帝の巻 孫権伝』の３部構成。
孫家三代がそれぞれ主役となり、正史（注釈含む）や演義を基にしつつ
オリジナルの展開や独自の解釈も交えて呉から見た三国志が語られていきます。
著者は『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズで知られる斉藤洋先生、挿絵は
『ルパン三世』のモンキーパンチ先生。
今回の復刊で、全3巻を１冊に纏めた形になるそうです。

１巻では孫堅が黄巾の乱や董卓討伐連合軍に参戦する姿、２巻では父の後を継いだ
孫策が江東を平定する姿、３巻では孫権が兄・孫策のもと戦や政に携わり、やがて
呉の主として国難に立ち向かう姿が描かれています。
個性の異なる3人が三者三様、自らの持ち味を生かして呉の国を築き、治めていく
生き様が格好良いのです。
勿論、程普・黄蓋・韓当や周瑜など多くの呉の人物達も活躍します。

孫家と呉の人物達がとても魅力的に書かれているので孫家や呉が好きな方、
興味がお有りの方に是非手に取って頂きたいです。